やーはーうんめーから いっぺーくっちょ
摘んでも明日には、もう葉を伸ばす。生命力に溢れた明日葉は、島ならではの味覚。収穫量が少なくても、その美味しさを感じて欲しいから、やわらかい新芽だけを摘み取っています。
ゴマ和え、天ぷら、炒め物、明日葉ご飯に、すき焼きまで。一年通して、島の食卓を美味しく彩っています。
明日葉は伊豆諸島に多く自生するセリ科の多年草。
島では昔から若い茎葉が食べられていたが、現在では高い栄養価と滋養強壮効果が健康野菜として注目されております。
緑黄色野菜に分類され、β-カロテン・ビタミンB群・C・Eなどのビタミン類をはじめ、カルシウム・カリウム・鉄などのミネラルや食物繊維が豊富に含まれおり、特に、塩分を体外に排出する作用があるカリウムと、がん予防に役立つと考えられているβ-カロテンが多く含まれているのが特徴です。
さらに茎を切ったときに出る黄色い汁に含まれるカルコンという化合物成分はフラボノイドの一種で、強い抗酸化作用と便通を整える作用があります。
明日葉特有の香りとほのかな苦味がクセになります!
みなさまもぜひ、「やーはーうんめーから いっぺーくっちょ!」(とても美味しいから、たくさん食べてね!)
栽培時期:10〜4月 / 収穫時期:3〜4月